2010年08月16日
広池秋子
おそらくこの名前を、聞いたことのある方は少ないと思う。私も、ネットで見つけたコラムの中に、少しだけ出てきたこの名前に興味を持ち、検索してみた。ヨガの先生としての方が目に付くが、「候補作家の・・・」(このサイトも面白そう)にその名前を見つけた。立川の街にかかわりが深く、終戦直後を立川の街で過ごし、立川の街の様子や人、特に女性の生活を書き、昭和28年に芥川賞候補になった女流作家である。終戦直後の立川は、日本の国でなかったという人がいるくらい、他の町とは違っていたようだ。基地の街の特徴である、たくさんのヤミ市や大量資材の横流し、そして、アメリカ人相手に生活する大勢の女性達。こんな人々の生活をきちんと記した書物や資料が、一切保管されていない、(当然か?)と聞く。候補作の「オンリー達」や、その後書いた「愛と憎しみの街」は、そんな時代の女性達の生活を赤裸々に書き上げた、数少ない著書のようである。

先日、中央図書館でやっと見つけて、「愛と憎しみの街」を読んだ。外国人相手の女性達を迎える住人達の一喜一憂が、おもしろく書かれている。アメリカ軍の方針や日本の社会健全化運動により、猫の目のようにかわる規制、それに戸惑いながらも、対応していく力強い立川の住人たち。著者も含め、立川の街にひとやま当てよう的な人たちと、地元の利を生かした、元来の住民たちの奮闘。立川に建設業種が多いのもなんとなく理解できた。大山団地脇にある、アメリカンハウスのいきさつも想像できるようになった。家賃収入だけで財産が作れる時代が立川にもあったことなど、いまでは想像することもできない。高松町の裏通りなどに、古い借家がたくさん並ぶ姿を見つけると、そんな時代もあったのかもしれないと、思うことはあっても・・・。
※主人公の柳子はこのあたりに住んでいたような・・

先日、中央図書館でやっと見つけて、「愛と憎しみの街」を読んだ。外国人相手の女性達を迎える住人達の一喜一憂が、おもしろく書かれている。アメリカ軍の方針や日本の社会健全化運動により、猫の目のようにかわる規制、それに戸惑いながらも、対応していく力強い立川の住人たち。著者も含め、立川の街にひとやま当てよう的な人たちと、地元の利を生かした、元来の住民たちの奮闘。立川に建設業種が多いのもなんとなく理解できた。大山団地脇にある、アメリカンハウスのいきさつも想像できるようになった。家賃収入だけで財産が作れる時代が立川にもあったことなど、いまでは想像することもできない。高松町の裏通りなどに、古い借家がたくさん並ぶ姿を見つけると、そんな時代もあったのかもしれないと、思うことはあっても・・・。
※主人公の柳子はこのあたりに住んでいたような・・
Posted by 千代吉 at 13:37│Comments(0)