2011年07月24日
極研一般公開2011
立川市緑町にある極地研究所の年に一度の一般公開、「極地研探検2011」が7月23日土曜日に開催され、見学に行ってきました。一般公開三回目と、自身に若干のマンネリも多少ありますが、今年はマイナス30度が体験できる「いくぞ!低温」を事前応募で申し込んでおり、わくわく感をもっての訪問となりました。
例年通り、自転車を駐輪場にと留めて・・・、この駐輪場はちゃんと車輪留めが付いていて私のようなスタンドの無い自転車が、留めやすくお気に入りだ。駅から離れているから、駐輪場に気を使っているのかな?さて、入場。大きな建物だ、たしかこの建物は、極地研究所のほかに統計学研究所や国文学研究所などと共同の建物だと記憶している。しかし今日は公開を行っている極研がハバを効かせているようだ。中央ホール全体で、極研のブースがいくつも出ている。この賑やかなホールの隅で、いつも寂しげな国文学資料館が、節電消灯も手伝ってか、今日はいっそう寂しげになっていました。
南極の氷の展示に氷の型抜き、ゴムボールにボタンをくっけた形の、丸い「レゴ」みたいな物で作る水の分子模型の制作。水分子の組み合わせで出来る氷が違います、って、いわれてもよくわかりません。ペンギンの背中につけた、新開発の超小型のビデオカメラで撮影された映像を見せてくれるブースがあり、水に飛び込んだり、水中で魚を追ったり、はたまた氷の上で腹ばいに寝そべり仲間のペンギンを撮影してくれたり、個人的には一日見ていても飽きないほど好きな企画。このビデオ、以前NHKで紹介され、大喜びしていた私には、こんな明るいホールの見づらいパソコン画面ではなく、二階の映像室で延々と流してくれてもいいな、と思いました。

そんなこんなで、「いくぞ!低温」の時間になりました。係りの -静かな感じと言うか、幽霊みたいというか、いかにも「研究員」といった方- の案内で、子供連れ家族や中年のご夫婦と私一人という計10名のメンバーで氷原を、いや、研究所のながーい廊下を歩き、階段を地下二階くらいまで降り、われわれ10人とスタッフ3名が入るといっぱいなる狭い個室に入る。そこで、遭難時に目立つ仕様なのだろうか派手な赤とかオレンジ色の防寒服がハンガーにぶら下がっているそれを手渡され、着てみる。毎冬着ているユニクロのダウンの三倍程度の重みと厚みと温かみを感じられる。
それと内側に羽毛のような加工をなされた軍手のような、防寒手袋をわたされたので、身に付ける。
ここはまだ、普通の部屋なので、暑い。子供サイズがないので、目の前にいる小さな子供は、防寒服に着られてしまい、赤いダルマさんみたいでかわいい。いざ、大きくて厚いステンレス製の扉を開けて、低温温室に。思わず「ここで地震が来たらやばいですか?」なんて、質問をしてしまい、スタッフの人に苦笑いをされてしまいました。正面のお父さんは怖い顔していましたけどね。
入ってすぐの通路はマイナス15度。真冬のスキー場といった寒さで、防寒服の効き目もあるのか思ったより寒くない。続いて、マイナス20度の研究室へ、ここも、さほど寒くない印象。南極でボーリング採掘してきた氷のサンプルをスライスし、成分分析などを行う部屋で、直径10㎝を超える円柱状の南極の氷がたくさん置いてあり、これらにダメージを与えないようマイナス20度を保っているそうで、氷の中から、何百年も前の空気のほかに、花粉とか砂粒などの浮遊物が採取されるようだ。
その後、マイナス30度の採取された氷の保管庫へ。冷蔵効率をあげるために、絶えずファンを強めに回しているためすごく寒い。防寒服を着ている上半身は良いのだが、足元が短パンなため、むき出しのスネがとても冷たい。凍えてしまし、所員の方の丁寧な説明が、途中からまったく頭に入らなくなってしまいました。
説明が終わると、厚い扉を開け防寒服を返却し、もとの廊下を地上へ。他のお客さんともども、スタッフの皆さんにお礼を言いつつ、弱冷房のホールから屋外へ。地上の暑さが少し恋しかった。
例年通り、自転車を駐輪場にと留めて・・・、この駐輪場はちゃんと車輪留めが付いていて私のようなスタンドの無い自転車が、留めやすくお気に入りだ。駅から離れているから、駐輪場に気を使っているのかな?さて、入場。大きな建物だ、たしかこの建物は、極地研究所のほかに統計学研究所や国文学研究所などと共同の建物だと記憶している。しかし今日は公開を行っている極研がハバを効かせているようだ。中央ホール全体で、極研のブースがいくつも出ている。この賑やかなホールの隅で、いつも寂しげな国文学資料館が、節電消灯も手伝ってか、今日はいっそう寂しげになっていました。
南極の氷の展示に氷の型抜き、ゴムボールにボタンをくっけた形の、丸い「レゴ」みたいな物で作る水の分子模型の制作。水分子の組み合わせで出来る氷が違います、って、いわれてもよくわかりません。ペンギンの背中につけた、新開発の超小型のビデオカメラで撮影された映像を見せてくれるブースがあり、水に飛び込んだり、水中で魚を追ったり、はたまた氷の上で腹ばいに寝そべり仲間のペンギンを撮影してくれたり、個人的には一日見ていても飽きないほど好きな企画。このビデオ、以前NHKで紹介され、大喜びしていた私には、こんな明るいホールの見づらいパソコン画面ではなく、二階の映像室で延々と流してくれてもいいな、と思いました。
そんなこんなで、「いくぞ!低温」の時間になりました。係りの -静かな感じと言うか、幽霊みたいというか、いかにも「研究員」といった方- の案内で、子供連れ家族や中年のご夫婦と私一人という計10名のメンバーで氷原を、いや、研究所のながーい廊下を歩き、階段を地下二階くらいまで降り、われわれ10人とスタッフ3名が入るといっぱいなる狭い個室に入る。そこで、遭難時に目立つ仕様なのだろうか派手な赤とかオレンジ色の防寒服がハンガーにぶら下がっているそれを手渡され、着てみる。毎冬着ているユニクロのダウンの三倍程度の重みと厚みと温かみを感じられる。
それと内側に羽毛のような加工をなされた軍手のような、防寒手袋をわたされたので、身に付ける。
ここはまだ、普通の部屋なので、暑い。子供サイズがないので、目の前にいる小さな子供は、防寒服に着られてしまい、赤いダルマさんみたいでかわいい。いざ、大きくて厚いステンレス製の扉を開けて、低温温室に。思わず「ここで地震が来たらやばいですか?」なんて、質問をしてしまい、スタッフの人に苦笑いをされてしまいました。正面のお父さんは怖い顔していましたけどね。
入ってすぐの通路はマイナス15度。真冬のスキー場といった寒さで、防寒服の効き目もあるのか思ったより寒くない。続いて、マイナス20度の研究室へ、ここも、さほど寒くない印象。南極でボーリング採掘してきた氷のサンプルをスライスし、成分分析などを行う部屋で、直径10㎝を超える円柱状の南極の氷がたくさん置いてあり、これらにダメージを与えないようマイナス20度を保っているそうで、氷の中から、何百年も前の空気のほかに、花粉とか砂粒などの浮遊物が採取されるようだ。
その後、マイナス30度の採取された氷の保管庫へ。冷蔵効率をあげるために、絶えずファンを強めに回しているためすごく寒い。防寒服を着ている上半身は良いのだが、足元が短パンなため、むき出しのスネがとても冷たい。凍えてしまし、所員の方の丁寧な説明が、途中からまったく頭に入らなくなってしまいました。
説明が終わると、厚い扉を開け防寒服を返却し、もとの廊下を地上へ。他のお客さんともども、スタッフの皆さんにお礼を言いつつ、弱冷房のホールから屋外へ。地上の暑さが少し恋しかった。
2011年07月13日
野菜の話。
農家の友人が立川で農家をやっている。いくつか所有する広い畑で、農協におろす、というか直販所におろす野菜類を作っている。大雑把で少しの虚栄心を持つこの友人の普段の話は、あまり好きでは無い、が、農家としての農業の話は面白いくて大好きだ。友人の家では、広い畑の一角に、自宅用の野菜を作っている場所がある。広い畑の真ん中で、通りからちょっと見にくい場所にポツンとある。周りの畑が、整然と作付けされ雑草も生えていないに対し、背は低いが雑草らしき草の多いその場所には何種かの野菜が植えられていた。まるで、慣れていない人が作っている家庭菜園のようである。少し違うのは、家庭菜園にありがちなトマトとかナスではなく、根菜類や枝豆が多かった。理由を聞いたら、根菜は手間がいらない、枝豆はビールが好きだらとの答えだと記憶している。まぁ、そんな畑である。後に、そこで獲れた里芋を分けてもらったが、驚くおいしさであった。

この自宅用のものは、除草剤も殺虫剤もあまり使わないで、ほおっておいて、食べられる物が出来たら食べて、と考えているそうである。その年によって変わるが、先ほどの里芋やキャベツ、とうもろこしなどを作っているようだ。おもしろいというか当然というか、薬を使わないと、食べられるものがまったく出来ない時や、虫にやられてしまい散々なことがありあるそうである。また、まわりの畑の薬の量などにも影響を受けることがあるとのことであった。そこで、自宅用の作物が出来なかったらどうするかというと、聞いたところ、販売用の形の悪いものを自宅用に使って食べるそうである。こんなにおいしい里芋ならば、すべてこうして作ったらとも聞いた。すると、自宅用の栽培方法を広い畑で、出来なかったらしょうがないという考えで、たくさんの農作物の作付けをするのは勇気が要ることだ、だから、少しの薬は使う、自分も薬を使った作物を子供のときから食べているがいたって元気だ、という答え。
友人曰く、知らない人は、農家の人は自宅で食べるものには薬(殺虫剤・除草剤など)を使わない、なんて思うかもしれないが、実際は、必要な時は販売用のものも食するし、薬にしたって、今のものは非常にピンポイント(どうやら駆除する虫だけに効くようだ)かつ、弱いもので、薬局などで売っているスプレータイプの殺虫剤のほうが何倍も強いのに、と言っていた。
むかし、薬が無い時代は、不作や虫などの自然の影響を受けながら、豊作・凶作を繰り返し、人の生死に反映してきた農作物。現在の安定した食生活はとても大事であるが、本当の農作物の味と不作時の恐ろしさを知らないのも少し悔しい気がする。
この自宅用のものは、除草剤も殺虫剤もあまり使わないで、ほおっておいて、食べられる物が出来たら食べて、と考えているそうである。その年によって変わるが、先ほどの里芋やキャベツ、とうもろこしなどを作っているようだ。おもしろいというか当然というか、薬を使わないと、食べられるものがまったく出来ない時や、虫にやられてしまい散々なことがありあるそうである。また、まわりの畑の薬の量などにも影響を受けることがあるとのことであった。そこで、自宅用の作物が出来なかったらどうするかというと、聞いたところ、販売用の形の悪いものを自宅用に使って食べるそうである。こんなにおいしい里芋ならば、すべてこうして作ったらとも聞いた。すると、自宅用の栽培方法を広い畑で、出来なかったらしょうがないという考えで、たくさんの農作物の作付けをするのは勇気が要ることだ、だから、少しの薬は使う、自分も薬を使った作物を子供のときから食べているがいたって元気だ、という答え。
友人曰く、知らない人は、農家の人は自宅で食べるものには薬(殺虫剤・除草剤など)を使わない、なんて思うかもしれないが、実際は、必要な時は販売用のものも食するし、薬にしたって、今のものは非常にピンポイント(どうやら駆除する虫だけに効くようだ)かつ、弱いもので、薬局などで売っているスプレータイプの殺虫剤のほうが何倍も強いのに、と言っていた。
むかし、薬が無い時代は、不作や虫などの自然の影響を受けながら、豊作・凶作を繰り返し、人の生死に反映してきた農作物。現在の安定した食生活はとても大事であるが、本当の農作物の味と不作時の恐ろしさを知らないのも少し悔しい気がする。