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2010年07月26日

極地研探検2010

土曜日に、立川市緑町にある国立極地研究所の、南極・北極科学館のオープンを兼ねた、極地研探検2010(一般公開)に行ってきました。昨年は3000人も来場者が来た上、今回の科学観のような専門スペースがなく、入場者の整理が大変だったようですが、ことしは立派な建物が完成し、おまけに入場無料!うれしい限りです。抽選で選ばれた子供達を招待し行われたテープカットの後にいよいよ入場だ。この日の立川の最高気温は35度超え、涼しい建物に入れる安堵感が、寒い極地を研究する施設に入ることとダブってしまい、変な感じ。単にエアコンの効いた建物に入るだけなのにね。

極地研探検2010



コンクリート打ちっぱなしの質素な外観に清楚な内観、事業仕分けを睨んでの設計?なんて思うのは私だけ?しかーし、内容は目を引くものが多かった。わざわざ極地に行かなくても、オーロラ体験が出来るシアタ-(お出かけ嫌いの私にマッチ)、南極隊が採取してきた数多くの隕石(マニアです)、南極基地や南極船の模型(これも)、アデリーペンギンの剥製(動物好き)、リッター数百メートルしか走らない雪上車(クルマも大好き)、
耐寒服は興味がなかったけれど、その前で手持ち無沙汰にしている元隊員の方がいらっしゃったのでお話を伺う。すると、氷点下うん十度を耐える防寒服が、極地用の特別仕様ではなく、市販の登山スーツだそうです。価格が抑えられる事もあるが、市販品の方が、日進月歩に進化していて、使い勝手が良いそうです。高価な特別仕様と思い込んでいましたが、聞いてみるものですね。続いて、春に巨大化するオゾンホールの衛星画像を見学。大きな穴を見て、春先からサングラスと日焼け止めクリームの必要性を痛感しましたが、普段は南極に行くことはないから、まっ、いいか。さきほど極地スーツのお話を聞いた方もそうでしたが、一般公開のこの日は元隊員さん達が、海洋やオーロラなどそれぞれが得意分野について細かな説明をしていました。制服のシャツの胸に付けた、観測隊経験者のシールに手書きされた文字が誇らしげで、カッコ良かったです。

※「たまりば」の皆さん、私、土曜日はキンチョーして酔ってて、すみません。またよろしくお願いします。

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